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まず。オリジナルの制作に於いては、やはりお客様のこだわりが優先されるべきことですから、適正が第一です。 ただし昨今、様々な物価が上がっております影響か、価格に関するお問い合わせ・交渉を以前より多く頂いておりますのも事実です。 「ある程度、コストを抑えてオリジナル刺繍・オリジナルワッペンを製作したい」というご意向も非常に理解できる所ではありますが、その為にはどうしても「工夫と選択」が必要となります。 現在、生産が極めて多忙であるため、段階的な更新になってしまうのですが、こちらのページでは製作コストを抑えた製作をご希望のお客様の為の情報を掲載してまいりたいと思います。 コツ的には、「生地だけを変える!」「糸だけを変える!」ではなく(どれか一つではなく)、要素トータルで製作コストを押し下げるのが方法論的にキーとなります。一要素では効果が薄いです。 これらの情報を複合的に捉えた上で、参考情報としながら「どういったモノを作っていくのか」のアイデアを練っていくのが良いと思います。 |
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上記はR5.3月現在の、ワッペンベース生地の価格差傾向を簡単な画像資料化したものです。 「あくまで資材費として」。 最も安値であるのはポリエステルツイルとなり、最も高値となるのはポリエステルエンブロンとなっております。 両極端ではありますが、この安値と高値の資材費差は2倍となります。 ただしワッペンの価格算出は様々な資材を使用し、そして人手がかかるものですから、「生地代が倍だから価格も二倍になる・半額になる」という単純なものではありません。あくまでベースとなる生地代としてのお話となります。 ワッペンサイズが小さめ(60×60mm程度)である場合、生地における価格差影響はほぼありません。 80mm〜くらいから「徐々に」影響が出始めるものとなります。 生地の性質特徴・カラー展開に関しましてはこちらのページをご参照ください |
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レーヨン糸(白や赤・青などの通常の糸)に対し、メタリックカラーである金糸・銀糸のコストは非常に高いものです。 金銀糸の「糸としての資材費」は約3倍強となっております。 また量産前の試し縫い回数も多く、加えて糸の運びを滑らかにするためのシリコンスプレーの噴霧量も非常に多いものですから、「価格差」が強めに生じます。 元々の価格設定が低めであるネーム刺繍等ではそれほど大きな価格差は生じませんが、 やや大きめのロゴ刺繍やビッグサイズ刺繍に関しては、資材費差が大きく出る傾向となります。 刺繍糸の情報に関しては、こちらのページをご参照ください |